とあるインド占星術によると、2022年3月から4月の2ヶ月間は、地球全体の運気が劇的に下がるんだそうです。

人間の持つ悪い欲望、イライラや怒りなどの負の感情が表面に現れ、争いごとが起こりやすい時期なんだとか。

その一方、5月から6月になるとこんどは一気に運気が急上昇に転じるそうなので、なんとか3月と4月を明るく乗り越えたい物です。

まぁ、占いを信じるか信じないかはそれぞれみなさんの自由ですし、別の占いではまた別の予測があるかも知れませんけど…。

さて、ご来院患者さんで、心の風に掛かっている方々には、よく「どんなに辛く苦しいときも、笑顔だよ。作り笑顔で、いいんだよ。」ってお話しています。

昔から、ﾞ笑う門には福来たるﾞと言いますが、これはなにも迷信やおまじないでは無く、心理学や脳科学でも根拠が認められています。

科学的な根拠とまではいかなくとも、単純にかんがえてみても、自分が不機嫌な顔をしているときは、周囲の人々は自然と距離を取って離れていきますし、自分も不機嫌な顔をしている人に、わざわざ自ら進んで近づこうとはしませんよね。

逆に自分がいつも笑顔で過ごしていると、自然と人が集まってきますし、自分も笑顔の人には近づいていきやすいですよね。

類は友を呼ぶってやつですね。

でも、このお話をすると患者さんは必ずこう答えます。

「なにか楽しいことがあった訳でもないのに、笑顔でいるなんて、なかなかむずかしいです。作り笑顔って、なんとなくウソっぽいし…。」

そうなんですよね。お店の店員さんの作り笑顔が、かえって不愉快に感じたりすることって、結構ありますよね。(笑)

私なりの考え方なのですが、作り笑顔には、周りの人を喜ばせようと作った笑顔と、相手を騙そうと企んで作る偽りの笑顔の2種類があるんじゃないかと思っています。

どんなに自分が苦しいときでも、他人を喜ばせようと笑顔で過ごしていると、その笑顔に引かれて人がよってきて、自分を励まし勇気づけてくれる人があらわれやすくなるでしょう。

でもその一方、先ほど言ったお店の店員さんみたいに「この高額商品をこの客に売って、儲けてやろう。その為には、この客には作りたくもないけど笑顔で接客してやろう。うっシっシっ…。」(笑)なんて気持ちで作られた笑顔はウソっぽくて、不気味ですね。

1回は騙されてその店員さんから商品を買ってしまったとしても、2度とその店員さんには会いたく無いですよね。

なので、作り笑顔そのものがウソなのではなく、どんな気持ちや思いを込めて、笑顔を作るのかによって、自分と周りの人を喜ばせる良い笑顔にも、人をだまし、自分にもウソをついてしまう悪い笑顔にもなりえるのです。

心理学や脳科学では、楽しいから笑顔になるだけでなく、笑顔でいることで楽しくなるとも言われています。脳内のホルモンが関係しているらしいです。

心が風邪を引いたら、まずは自ら笑顔を意識してみてくださいね。

もちろん、偽りの笑顔でなく、心から、心のこもった作り笑顔を…。